2月23日(木)【事業継承・社葬について】と題しまして、株式会社 一柳葬具總本店の一柳泰樹氏を講師に向かえ、研修委員会担当による講演会を熱田神宮会館にて開催致しました。
今回このテーマを選んだ趣旨は、青年部会のメンバーの多くは事業主や会社の総務担当者であり、会社として一度は皆避けては通れない問題であるにも関わらず、事前に情報を入手することは難しいと考えたからです。
即ち、この手の話は人の死と直結した問題であり、サブタイトルとして「備えあれば憂いなし」と詠いましたが、一見、人の死を待つという風に捉えられがちになってしまいます。しかし、現実問題として待とうが待つまいが、人には寿命があります。
当日は事業継承という観点から社葬にスポットを当て、この場合の企業の心構え、葬儀の行い方、また「それぞれの顧問税理士さんに確認を取って下さい。」と前置きをした上で、個人の経費なのか会社の経費なのか、掛かった費用の税務処理の仕方等を具体的な例を挙げて講演していただきました。
最近では、葬儀と言ってもその方法においてかなり多様化してきており、その事例についても興味深い話が聞けたと思います。
講演は、講師の方から配布された時系列に従った解り易いレジュメを主体に進められていきました。後から見ても参考になりそうなものです。
いつかは来るその時の、「備え」の一つになればいいのかなと思いました。 |