平成18年10月24日(火)熱田神宮会館にて青年部会10月例会を開催いたしました。我々税研究委員会が担当する2回目の10月例会です。今回は青年部会らしく、「チャレンジ」というキーワードと「メンバーで創る」という思いで計画をさせていただきました。今回は例年と方式を変え、参加者全員でディスカッションする勉強会とさせていただきました。議案がわかりづらかったのか、前年踏襲をしない考え方は時として理解が得られない場合があります。役員会では前代未聞の再協議となり、役員の皆様また特に税研究委員会の皆様全員に多大な時間を使わせてしまい、たいへん申し訳ありませんでした。
開催当日は、熱田税務署から5名の方々をお招きし「税務調査から見た企業経営のあり方」をテーマにディスカッションを進めていきました。熱田税務署副所長の小田切昇氏にわかりやすく税についてお話いただき、熱田税務署法人課税第一部門統括官 岩越善宏氏、法人課税第四部門統括官 堤 永氏、法人課税第六部門 統括官 今井敏男氏、審理専門官 古田和明氏にそれぞれの担当部署から新税制についてのお話を頂き、また質問にお応えいただきました。非常に活発な議論が繰り広げられ最後は時間が足らないほどでありました。
その後第二部として、税務署の方々との懇談会を開催いたしました。時は日本シリーズ真っ最中!懇談会の中では大きなスクリーンに野球中継が映し出され、さながらスポーツバーの雰囲気の中、楽しく懇親を深める事ができました。
青年部会会則の目的の中に「青年のもつ創造性と活動力をもって・・・」とあります。青年部会として常に忘れてはいけないのが、チャレンジしていくという事だと思います。目的にある様に、この青年部会としての特徴的な部分が抜け落ちてしまっては、会自体の必要性が問われる様に思います。チャレンジする事によって、より多くの議論が必要となり、多くの議論をする事によって、友情や事業の終了後のより深い達成感が得られると信じています。また、企業活動も社会の変化に合わせて変わっていきます。変わっていかなければ淘汰されるのは間違いありません。公益社団法人だからといって企業と違うはずがありません。社会に合わせて変化すべきです。是非とも青年部会には、その先陣をきる重要な役割があることを忘れずに活動して欲しいと願っております。
最後に、二転三転した10月例会にご協力いただきました全ての方々に感謝申し上げて報告とさせていただきます。本当にありがとうございました。 |